MOSRITE INFO | 2008年10月03日 18:00
~INTRODUCTION~
フィルモア・モズライト・ファンの皆様いかがお過ごしでしょうか!!!
「モズライト・スーパーノヴァ・オフィシャル・ブログ」今週は第9号の配信です。毎週金曜日に更新で、「ホット・インフォメーション(HOT INFORMATION)」と「MOSRITE GRAFFITY(モズライト・グラフティー)」の2本立てで皆様にフィルモア・モズライトの情報を発信していきます。ホット・インフォメーションではフィルモアメインホームページにも載らない“超HOT”な情報が発信されたりもします!!!又、「モズライト・グラフティー」のコーナーでは我らがフィルモア社長・遊佐典之とモズライトとの関わりを簡単なモズライトの歴史を交えながらお送りする連載企画!そして、好評のコーナー☆「社長の知恵袋」☆このコーナーでは我らがフィルモア社長・遊佐典之がエレキに関する「何でもストーリー」を中心に、ブロク・リーダーの皆様の為になるモズライトの全て(プレイ方法、「完コピ」の仕方、ギター管理の方法、簡単なリペア、等)を色々な角度から皆様に配信します。どちらもモズライト・ファンなら要チェックのコーナーですので毎週の更新をお見逃し無く。それでは「フィルモア・モズライト・ブログ」第9回スタートです!
LET‘S ENJOY THE MOSRITE WORLD~♪
① ホット・インフォメーション HOT INFORMATION
・ 2008楽器フェスティバル出展記念!!! 2009年向けモズライト“ニュー・カマー”モデル
ラインナップ・イントロダクション VOL.1 AS-1964“ASH”MODEL

いよいよあと3週間に迫ってきました、「2008楽器フェスティバル」!今回からこのコーナーで、楽器フェスティバルのフィルモア・モズライト本会場ブースに出展予定の2009年向け“ニュー・カマー”各モデルの特徴をフェスティバル直前までご紹介して行きたいと思います。第1回目はUSAモズライトの新ブランド「モズライト・オブ・USA」からアメリカン・スタンダード・AS-1964型の“ASH(アッシュ)”モデルが登場です。ボディには厳選された“アッシュ”材を使用、美しい木目のラインがボディに映えて魅力溢れるルックスを奏でています。ピックアップはアメリカン・スタンダード用にリファイン&チューンされた専用“AS-1”シングルコイル・ピックアップを搭載、モズライトの持つ重厚かつパワフルなサウンドがお楽しみいただけます。カラーはナチュラルとブロンドの2種類で希望小売価格¥399,000(ハードケース付き:税込)、楽器フェスティバル内フィルモア・モズライトブースにて展示されますので、当日は是非お越し頂き実機を体験して頂ければと思います。皆様のお越しをお待ちしております♪
② モズライトグラフィティー MOSRITE GRAFFITY 第9回
~ モズライト“ブラス・レイル”モデルの登場 & 1979年・・・伝説の「M.O.C.」誕生へ ~
今回は前回(第8回)の予告にありました、モズライト“ブラス・レイル”モデルのお話からスタートしましょう。1976年、「ミュージックストアー」のヒロ三沢氏(※前回・第8回の「モズライトグラフィティー」参照)を通して日本の熱心なモズライト・ファンからのオーダーが入り気をよくしたセミー・モズレーは、またもやとんでもないモデルの開発に入ったのです。このモデルがモズライト史上「ワーストNO.1」に輝いているあの“ブラス・レイル”モデルです。絶対にネックの反らないギターを作ろう、と考え出されたのがこのモデルで本体はブルース・ベンダーモデルが基本となり、ネックは通常のメイプル、ローズ指板、そして何とこのローズ指板のほとんどを占めるブラス(真鍮)の板がむき出しで入っていました。

モズライト“500ブルーズベンダー”モデル

モズライト“ブラス・レイル”モデル
このブラスの板を指板の中央に0(ゼロ)フレットから22フレットまで走っているので付いた名前が“ブラス・レイル(=真鍮の線路)”で、このネーミングはいかにもセミーらしい「粋」な発想です。確かに真鍮の板が指板のほとんどを占めているわけですからネックが反る事は無いのですが、その反面ブルース・ベンダーモデルが基本ですからルックスも人気が無く、とにかく本体が重いのです(以前紹介した全音製「モラレス」よりも更に重いのですからどれだけ重いかは想像がつくはずです)。このモデルの失敗により、これ以降オリジナルデザインによるモズライトの市販品は出なくなっていきました(カスタムギターは除く)。
さて、1970年代の後半(1977・昭和52年~1979・昭和54年)モズライト社はどうだったかと言うと、ベンチャーズモデルのギターが小規模に作られそのほとんどが日本へ輸出されました。そんな中1979年、日本のモズライト・ファンからカリフォルニア・ハリウッドにあった「ミュージックストアー」を仲介して、あの1960年代のものと全く同じビブラミュート台座を製作して欲しい、とセミーにオーダーが入りました。と言うのも、以前お話した通り1976年復活後のモズライト社に日本からオーダーされたモズライトの多くにはビブラミュートではなく、モズレー台座がマウントされていたからです。早速セミーは地元オクラホマのタルサに住む友人のもとへ連絡します。この時に作られたビブラミュート台座は本当に良く出来ていました。ビス穴が大きすぎるという点を除けば、アームも‘60年代のものに似ていたのを覚えています。この頃になると、日本のモズライト・ファンもモズライトに対する知識をかなり取得しており、「ビブラミュート台座」と「モズレー台座」の違いや、1963年型、1964年型、そして1965年型のそれぞれの仕様の違い、カラーチャートまで把握出来る様になってきていました。そして、1979(昭和54)年の暮れにあの伝説の初代「モズライト・オーナーズ・クラブ(M.O.C.)」が結成されたのです。
<次回予告> 初代「M.O.C.」の活動がスタート!そして、あの1980年代「モズライト・ヴィンテージブーム」へ・・・次回もお楽しみに♪
③ 「社長の知恵袋」 ~モズライト・オヤジ達に送る青春のラプソディー~
第6回 ☆‘60年代エレキ・バンド来日のお話 第3弾!!! 満を持しての登場「ザ・ベンチャーズ」 秘話を色々と☆
さて、数回に渡って「’60年代の海外エレキ・バンド続々来日」時の話をしてまいりましたが、やはり「ザ・ベンチャーズ」を取り上げない訳には行きません。前回お話した「ザ・スプートニクス」が1966(昭和41)年2月に来日、それに続き「ザ・ベンチャーズ」メンバー4人での3回目の来日が同年3月に実現します。この時に使用したモズライト等のお話は「グラフィティー」内のコーナーで詳しく書きたいと思います。ここでは、いままで明かされる事のなかった珍しいエピソードを含め、私なりの解釈でお話を進めていきたいと思います。

「ザ・ベンチャーズ」 3回目来日時のメンバー画像
まず1965(昭和40)年1月の「ザ・ベンチャーズ」、そして「ジ・アストロノウツ」の来日から始まり、海外バンドが続々と来日します・・・アメリカからは「ザ・シャンティーズ」、「ザ・サファリーズ」、「ザ・ティーボーンズ」等々、そしてイギリスやヨーロッパからは「ザ。シャドウズ」、「ザ・スプートニクス」、そして「ザ・ビートルズ」までもが来日、私も大変な忙しさで毎月のように「リキパレス」、そして千駄ヶ谷体育会館、そして色々なコンサートホールへ足を運んだのを覚えています。そんな中、この「ザ・ベンチャーズ」の人気は1965(昭和40)年1月、そして7月と2度の来日を経てピークに達していました。もちろんコンサートのチケットはすぐに完売、インストゥルメンタル・ファンクラブの目黒会長に頼んで何とか取ってもらったチケットは2回とも2階席でした。やはり他のバンドとは人気がケタ違いだな、とその時実感しました。そしてメンバーが使用したモズライト1965年型キャンディーレッドの美しさもさることながら、彼らの着ていたステージ衣装がかっこ良かったのです。第1部では玉虫ブルー色のジャケット、黒のマンボズボンに黒の細いネクタイ、そして第2部でメンバーは衣装を変え、その時は黒のスーツ?に見えたのですが、実はチャコールブラウン(黒にかなり近い茶色)のスーツで演奏し、これが又非常にかっこ良くステージに映えていました。更にこのバンドの凄い所は、1965年7月・2回目の来日時と翌年1966(昭和41)年の3月・3度目の来日時とで曲のレパートリーが全て変わっていた事で(もちろん「パイプライン」等は演奏したのですが)、わずか半年の間にこれまでのレパートリーを変えてきたのには私も大変に驚き、すごいバンドだなと痛感したのでした。
ここで私から今回の「目玉スクープ」的お話を一つご紹介しましょう。ボブ・ボーグルのリード・ギターは第1回目の来日、そして第2回目の来日以降この1966(昭和41)年3月・3度目の来日公演からはリード・ギターをプレイしていない、と言うのが定説でした。しかし神奈川県にお住まいの三津さんが所有している、この3月のベンチャーズ横浜公演の写真のうち、1枚にボブが中央でリード・ギターを弾いている写真があったのです。早速三津さんに問い合わせた所、42年も前のことなのでよく覚えていませんが「ベンチャーズ・メドレー」を弾いていた、と言うのです。これは「横浜公演」の時だけの特別サービスだったのか、大変に興味のある話題でした。


「ザ・ベンチャーズ」1966年・3度目の来日時、横浜公演での画像
余談ですが、私が只今挑戦中の「目標60曲作曲!」ですが、24曲まで達成しました。この中からまず15曲を選曲して近日レコーディングにはいります。とりあえず近況のお知らせでした。
今回の「知恵袋」はこの辺で!また次回をお楽しみに!
④ SINCERE MESSAGE from FILLMORE MOSRITE
「モズライト・スーパーノヴァ・オフィシャル・ブログ」第9回、皆様お楽しみ頂けましたでしょうか。
早いものでいよいよ2008年も10月に突入し、今年も残りあと3ヶ月となりました。今月に入りフィルモアの在る東京地方もぐっと冷え込んできましたがフィルモアモズライト・ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか。今月は何と言っても25日(土曜日)・26日(日曜日)両日に東京・池袋で行われる「2008楽器フェスティバル」、フィルモア・モズライトも本会場内にブースを出展&「ザ・モズライターズ」のライブ・イベントも行いますので、当日は多くのファンの方々にお会い出来る事をモズライト・オールスター・メンバー一同大変楽しみにしておりので、当日は是非会場に起こし下さい。モズライトの魅力を余す所なく実感できるイベントですので皆様のお越しをお待ちしております♪
日々寒くなって参りますので風邪などひかないよう体調に気をつけて、夏にも負けない“熱さ”で「モズライトの秋」を思う存分満喫しましょう!!!
それでは恒例の「レッツゴー締めで」~チャチャッチャチャチャ、チャチャチャチャ レッツゴー!!!また再来週~!